2024年11月06日 13:00

iU 情報経営イノベーション専門職大学と東京楽天地、日本インクルーシブ・クリエーターズ協会(ナイカ)は、錦糸町パルコ内の通路で、しゃべる点字ブロック「コード化点字ブロック」の実証実験を行う。

コード化点字ブロックは、金沢工業大学の松井くにお研究室とW&Mシステムズの共同研究によって実用化された、点字ブロックに丸印や直角三角形のマーキングを貼り付け、スマホ専用のアプリ「Walk and Mobile」で読み取ることにより、現在位置や周辺の施設、設備を音声で聴くことができる新しいサービス。目の見えない人、見えにくい人が、この情報を頼りに一人で自由に歩ける社会になることを目指し開発・普及活動を進めてきた。

11月1日より約3カ月間、楽天地ビル(錦糸町パルコ)1階、仲通路での実証実験のために、約80メートルの区間に点字ブロックを敷設し、9箇所のポイントをコード化した。錦糸町パルコの入り口や錦糸町駅方向、映画のチケット売り場、飲食店などの場所を音声で聴けるサービスとなる。今回の実証実験は、東京楽天地の賛同により実現することができた。東京楽天地の社員の人々が自ら点字ブロックを貼る作業を行い、手作りで心をこめて開催する実証実験だ。期間中、東京楽天地、ナイカとiUなどが協力し、スタッフが説明する。

iU 情報経営イノベーション専門職大学