2024年10月30日 19:39

あらゆる香りとニオイを創るセントテクノロジー(香りやニオイに関する技術)カンパニーのプロモツールに、生命機能修士(脳神経科学専攻)を持つ調香師・鎌田耕旬さんが同社専属調香師として参画した。

同社は1999年の創業以来、世界のあらゆる香りとニオイを創ることで、4000社を超える企業や個人を香りの面から支援してきた。近年、空間芳香分野においては、多面的なアプローチが可能なアロマエンジニアリング力の強化も必須となり、芳香分野以外の知見をもつ調香師の充実を図る必要性がある。

この度参画した鎌田さんは、大阪大学大学院生命機能研究科にて脳神経科学を専攻し、香りが動物の行動や心理など脳に与える影響について研究していた。また卒業後は大手香料会社にて、主に飲料や菓子のフレーバー開発に従事し、その手腕により開発した香りが多くのブランドで採用された実績を持っている。多面的な知見と経験に裏打ちされた調香技術により、さらに高品質な香りの開発が可能となると期待されている。

鎌田さんは、「香りについてここまで多くのことが学べるような環境は日本には無いと思いますので、これからどのような香り創りに巡り合えるのか非常に楽しみです。日本では調香師の認知度がまだまだ低いですが、私が創り出した香りをきっかけに、少しでも興味を持ってくださる方が増えることを期待します。」とコメントしている。