2024年10月04日 19:40

アルカンターラ社の「ALCANTARA(R)」は、9月25日にドイツ・ケルンで完成した欧州宇宙機関(ESA)の世界最大規模の月面シミュレーター「LUNA」の居住空間インテリアに採用された。この最先端施設は、1000平方メートル の月面再現エリアを備えており、SAGA Space Architects(SAGA)による次世代の月面模擬人間居住施設「FLEXHab」と連携して使用される。

「ALCANTARA(R)」は独自の技術により生み出された、他に類のない優れた感覚、美しさ、機能性を兼ね備えた画期的マテリアル。その汎用性の高さから、ファッション、アクセサリー、自動車、インテリアデザインおよび室内装飾、家電など、さまざまな分野の一流ブランドに選ばれている。

「FLEXHab」は、今後のアルテミスミッションに向けて宇宙飛行士を訓練するための最先端の居住空間。4名の宇宙飛行士が最大30日間滞在できるという包括的な要件を満たしている。

SAGAは、居住空間の「ギャレー」と、充実した設備を備えたラボにALCANTARA(R)を採用した。ギャレーには空間を彩るため、ALCANTARA(R)のボヘミアントーンで彩られたパッド入りベンチを設置。ラボにはアイスシェードのALCANTARA(R)が選ばれ、柔らかく包み込むような空間を創り出すため、壁のパネルがALCANTARA(R)で覆われている。