2024年10月04日 15:35

羽田空港第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」では、「第34回 日本テディベア with Friends コンベンション~特別企画 タイタニックベア オセロ展~」を開催する。

本イベントでは、1993年の初開催以来、日本のテディベア作家をはじめ、海外の著名なアーティストや企業が一同に会し、個性豊かなテディベア作品の数々を披露してきた。34回目の開催となる今回は、約100年前、タイタニック号の悲劇を悼んで作られた特別なテディベア「タイタニックベア オセロ」が日本初お目見えとなる。

1912年のタイタニック号沈没という悲劇をきっかけに、ドイツのぬいぐるみメーカー、シュタイフ社は、悲しみに暮れる人々の心を癒すため、真っ黒な毛並みに赤い目をした特別なテディベアを85体限定で制作した。このうちの1体が、1990年にサザビーズのオークションで高額落札され、「タイタニックベア」と呼ばれるように。その後、アメリカのコレクターのもとで大切にされてきたこのベアは、昨年、シュタイフ社が主催したアンティークテディベアオークションで、テディベア史上最高額となる18万ユーロで落札され、日本へとやってきた。

今回の特別展では、この貴重なベアの誕生から現在までの歴史をたどる貴重な機会を提供する。収益の一部は、日本テディベア協会によって「令和6年能登半島地震」の復興支援に役立てられる。詳しくはこちら