2024年10月03日 16:00

amu社は、廃漁網から生まれた素材ブランド「amuca(R)(アムカ)マテリアル」の新ラインナップを10月2日にリリース。製品の一例として、amuca(R)PAを使用したサングラスフレームを製造した。また10月15日~17日に東京ビッグサイトで開催される FaW TOKYO (ファッション ワールド 東京) 秋で初公開する。

本素材は、宮城県気仙沼市で回収したマグロテグスを100%使用したリサイクルナイロンペレットが原料。リサイクル素材を使用してサステナブルな取り組みを行う企業に対して、地域の特性に合わせた企画や幅広い製品開発ができる。

今後は、amuca(R)マテリアルを用いて家電製品やホテルのアメニティ、アパレル副資材、企業ノベルティなどを製作。単なるリサイクルとしてではなく、さまざまな業界での循環やアップサイクルの実現に貢献していく。

「amuca(R)マテリアル」では、自社で回収した廃漁網を素材として生まれ変わらせることに加え、その漁具がどの地域でどんな漁業に使われたのか、漁具が持つストーリーを紡いでいくことを大切にしている。提携しているdigglue社のDPP対応プロダクト「CiReta! (シレタ!)」を利用し、製品が持つ魅力、環境価値をビジュアルに訴求。amuca(R)マテリアルが掲げる「循環」「漁業」「地域」の3つのコンセプトを分かりやすく訴求することで、製品の販売促進とブランディングに寄与する。