2024年09月12日 15:51

シード社ならびにCULTURE LINKは、9月12日、マレーシア クアラルンプール Publika Shopping Galleryにて、「元年堂」をグランドオープン。マレーシア初となる十割蕎麦と、日本文化を体験できる企画展を展開する。

「元年堂」では、日本の元年堂で提供されているオリジナルの北海道産蕎麦粉をそのまま輸入し、日本と同じ品質の十割蕎麦を再現する。スタッフは日本の「元年堂」で約1カ月の研修を受け、蕎麦作りの技術とおもてなしの心を学んできた。店舗コンセプトは、「ここでしか味わえない日本の『体験』と『感性』」。店舗入り口にて、日本文化・コンテンツに関する企画展を毎月開催する。

9月12日にスタートした第一弾企画展では、東京都足立区を拠点にアクリルの加工事業を展開する三幸社が協力。「素材と職人技、アップサイクル」をテーマに、三幸社が手がけるアクリルの美しさや魅力を人々に伝える展示を行う(10月27日まで)。企画展のプロデュースは、日本出版販売の子会社である、ひらく文喫チームが行う。

今後、予定されている企画展は、「わたしらしさを纏う」(アパレルブランド:ezu)。ezuはRIPPLE YōHINTEN(リップル洋品店)として15年間衣服制作に取り組んだのち、2024年3月に「ezu」という新たな名前で制作活動をはじめた。元年堂 GAN-NEN-DO Publika Kuala Lumpurで11月から使用される新ユニフォームの制作も手がける。