2024年09月10日 12:18

日常清掃協会は、9月24日より一般の人を対象にしたトイレ清掃の検定「ToILET(トイレ)清掃検定」を設立する。

日常清掃協会は、日常清掃に関する情報を整理し、携わる人のスキル・マインドの向上を後押しする活動を行っている。日常清掃に関連する検定資格やオンライン講座やテキスト等を発行し、学ぶ手段を整えることで清掃品質の向上と普及に尽力している。

同協会では、清掃従事者向けの資格「トイレキーパー」を発行しているが、今回新設した「ToILET清掃検定」は業界外の一般の人や学生などを対象にしたトイレ清掃の資格。検定設立のきっかけは、「就活に生かせる掃除の資格がほしい」という川口工業高校掃除部の声だった。これを受け、「トイレキーパー」の内容をアレンジした「ToILET清掃検定」が生まれた。

同検定を、清掃の日にあたる9月24日に一般公開する。合格者に授与する認定バッチは、制服やスーツに着けてもなじみやすいゴールドを基調としたデザインだ。就職活動や入学試験の場で自身をアピールできる。これに先駆け、8月29日に埼玉県立川口工業高校の掃除部が同検定を受験。9月4日に同校で検定授与式を行い、鈴木代表理事から合格した生徒11名に認定バッチを授与した。

「ToILET清掃検定」対応テキストを、「清掃の日」にあたる9月24日に協会HP上で無料公開。自宅での受験が可能で、受験料は年内の申込みに限り924円(税別)とする。

日常清掃協会