2024年09月09日 15:51

ブロードマインドは、学校向けの金融教育としてカードゲームを活用した出前授業の無償提供を開始する。
2022年の学習指導要領改訂により金融教育が義務化・拡充され、学校でも「金融教育」が推進されているが、実態としては先生方の企画・準備の負担が多いことや、実施しても生徒にはピンと来ないテーマで本質的な学びに繋げることが難しいなどという理由から、なかなか実施・継続が難しいと悩んでいる声もしばしば耳にした。同社は、これまでもFPが講師となり講義形式で金融をテーマにした授業の依頼を受け実施してきたが、このような声を受け、より本質的な人生とお金の関係性を、より能動的に没入して学べるゲーム形式の授業として開発するに至った。
このプログラムは投資教育や金融商品知識を学ぶ授業とは異なり、カードゲームを通じて「仮想の人生を体験」することで、将来までの見通しを立てる大切さを学ぶことを目的としている。対象は、小学校(高学年)・中学校・高校を想定している内容となる。「投資教育」や「金融商品の使い方」を教える金融教育ではなく、今後の人生にはどのようなライフイベントが起こり得るのか、それにはどのようなお金・時間がかかるのか、自分が取る選択によってどのような違いが生まれるのか、など、より本質的な基盤となるようなことを知ってもらいながら、「ライフプラン(見通しを立てること)」の重要性を学ぶ内容だ。言わば「人生の練習」ができるゲームとなっている。
費用は無償。