2024年09月06日 20:18

白鶴酒造は、9月5日、白鶴酒造資料館内にマイクロブルワリー「HAKUTSURU SAKE CRAFT(ハクツルサケクラフト)」をオープンする。
近年、ミニマムスケールでSAKE造りを行い、ユニークなSAKEを商品化するマイクロブルワリーが国内外で増えつつある。その結果、新しい考え・コンセプトに基づいた造り手とSAKEがうまれる可能性があると共に、SAKEの新潮流になる可能性があると考えた。白鶴酒造でもマイクロブルワリーを活用し、杜氏と蔵人の2名が新たなSAKEの可能性を模索する。
白鶴酒造は、「HAKUTSURU SAKE CRAFT」によって、酒造りをより身近に感じてもらいたいと考えている。また、無限の可能性を秘めた米からできるSAKEをきっかけに、日本酒により深く関心をもってもらい、ひいては日本酒の人気拡大に貢献したいと考えている。
「HAKUTSURU SAKE CRAFT」は酒造資料館内に設置し、37㎡と小規模ながら洗米、浸漬、蒸米、麹造り、醸造、圧搾、瓶詰、火入れ(加熱殺菌)までをワンストップで完結させるコンパクトな設計となっている。来館者は、ガラス越しに醸造設備や発酵中の醪を見ることができ、スケジュールが合えば酒造りの作業も見学することができる。
入館料は無料。住所は、神戸市東灘区住吉南町4-5-5(阪神住吉駅から徒歩5分/JR住吉駅から徒歩15分)。開館時間は9時半~16時半(入館は16時まで)。