2024年09月02日 19:06

三菱鉛筆は、ドイツ ハイデルベルクに本社を置くC. Josef Lamy GmbHを連結子会社化したことに伴い、2025年1月より、日本国内におけるLamy社が取り扱うブランドLAMYの販売体制を変更し、三菱鉛筆の販売網を通じてLAMY商品を販売する。
同社を取り巻く外部環境は、デジタル化の進展や価値観の多様化といった複数の要因によって、ますます不確実性が高まりつつある。こういった背景を踏まえ、同社は2022年に「ありたい姿2036(長期ビジョン)」を策定し、「書く(か)・描く(えが)」を通じてあらゆる人々のユニークを表現することを応援する「世界一の表現革新カンパニー」になることを目指して事業活動を行っている。この実現に向けた活動の一つとして、2月29日付「C. Josef Lamy GmbHの持分の取得(連結子会社化)に関するお知らせ」にて公表した通り、同社はLamy社を同社グループの仲間に迎えた。Lamy社の持つブランド力、デザイン力、技術力を活用し、両社におけるシナジー効果を最大化させることに努め、持続的な企業価値向上に向けて取り組んでいる。
現在、Lamy社の取り扱うブランドLAMYは、Lamy社が直接に販売しているものに加えて、代理店を通じて展開されているものがあり、日本市場では、代理店を通じた商品展開がされている。そのような中で、さらなるLAMY商品の価値向上と拡充に向け、Lamy社および当該代理店と協議を行い、日本国内については当該代理店を経由した販売から、同社の販売網を通じた展開に切り替えることとなった。