2024年09月02日 19:06

ティーエスは、その販路や物流網、ブランド化のノウハウなどを活かし、様々な野菜を「王シリーズ」として、日本全国から選び抜かれた最高品質の野菜を提供するブランドとして立ち上げた。

王シリーズの原点となる「葱王」は2008年頃から野菜作りをスタートさせた。まったく初めての野菜づくりに挑戦するきっかけとなったのは、ある時目にした荒れ果てたままの田畑だった。農業従事者の平均年齢は68.5歳に達し、35歳未満の若手農業者はわずか5%。高齢化と後継者不足により、耕作放棄地が増加の一途を辿っていた。その地域の現状を垣間見た時、「これからは農業だ!」と野菜づくりへの挑戦を決心した。

「王シリーズ」は、「野菜の中の王」として、各野菜が持つ独特の味わい、栄養、そして美しさを最大限に引き出し生産している農家と提携しブランド野菜として提供する。今回ブランドサイトをリリースし、今後ブランドコンセプト映像や、野菜の特徴を活かしたレシピなどを活発に発信し、持続可能な農業の実現に向けブランド化していく。

「王シリーズ」の特徴は、「365日クオリティの高い野菜の提供を目指す」「国内の生産者と協力し、味と品質に優れたこだわりの野菜を提供」「自社物流網により収穫した野菜を産地直送で店舗へ届けることで新鮮な野菜を提供」。「王シリーズ」は現在、4種類の野菜(長ネギの「葱王」、ミニトマトの「とまと王」、玉ねぎの「たまねぎ王」、レタスの「れたす王」)をシリーズとして提供している。今後随時他の野菜もシリーズ化し、「王シリーズ」として展開していく。

王シリーズブランドサイト