2024年08月26日 20:00

宮崎県宮崎市では、宮崎市自然休養村センターの整備運営についてサウンディング型市場調査を実施する。

サウンディングとは、事業検討の早い段階で、事業内容や事業スキームなどに関して、事業者との直接の対話により意見や新たな事業提案を聴取すること。それにより、対象事業の検討をより深めるための情報収集を目的とした手法となる。また、事業検討の段階で広く対外的に情報公開することにより、当該事業に対する事業者の理解の促進や参入意欲の向上も期待できる。今回のサウンディングは、事業者との対話を通じて、市場性の有無や実現可能性を把握し、公募に向けた条件を整理することを目的としている。

宮崎市自然休養村センターは、宮崎市屈指の観光エリア「青島」に隣接しており、泉質がいいと利用者からも評判の温泉。しかし施設は築47年と老朽化が進んでおり、同市の厳しい財政状況も考慮しながら、施設機能を継続していく必要がある。

今回のサウンディングでは、実際に整備運営を担う可能性のある事業者と対話し、取り組みやすく稼ぎやすい条件を把握・整理する。事業者に積極的にノウハウ・資金等の民間活力を導入してもらい、サービスの質の向上と持続的な施設機能の維持を目指す。9月17日に説明会・現地見学会を予定。令和7年度中に整備運営に関する公募を実施し、令和8年4月に供用開始というスケジュールを予定している。サウンディングの詳細な実施要領は市ホームページへ。