2024年08月21日 15:43

ALL CONNECTはカタリバと共に、昨年に引き続き「Rootsインターン」を開催。職場見学や社員インタビューを通じて、高校生自身がキャリアについて考えるきっかけを提供した。Rootsインターンは日本に暮らす外国ルーツの高校生に、「日本社会とのつながり」と「未来への意欲」を届ける教育プログラム。

文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和5年度)」によると、日本語指導が必要な高校生は全国に5000人以上おり、その人数はこの10年で約2.1倍に増加している。カタリバの「Rootsプロジェクト」では、様々なバックグラウンドをもつ外国ルーツの高校生が未来を描けるよう、高校の授業時間や放課後の時間を通して支援を実施。国や文化、生い立ちの違いが格差につながるのでなく「違いが豊かさとなる未来」を目指して活動に取り組んでいる。

その一環として行われているのが「Rootsインターン」。外国ルーツの高校生と課題に共感した協力企業の交流を通して、高校生に日本社会とのつながりや社会の中の居場所を体感してもらいたいと考えている。

当日はスマホ営業部門の事業課長と、オールコネクトがオーナーを務めるプロバスケットボールクラブ「福井ブローウィンズ」の事業課長など3名の担当者がプログラムに参加。自身の業務についてやこれまでの歩み、人生におけるターニングポイントなどを紹介し、高校生の悩みや不安に対して自身の経験を踏まえコミュニケーションを取った。