2024年08月21日 11:41

ドクターメイトは、8月より介護施設利用者の認知症ケアに対するオンライン精神科相談サービスを一部地域より提供開始した。

介護業界では2025年問題を目前に、要介護認定者数は増加の一途をたどり、2025年には815万人になると推定されている。また、認知症などを担当する精神科医の不足も課題。精神科医師数は増加しているものの2022年時点で全医師数の5%程度であり、介護施設における精神科医の不足が指摘されている。そこで同社では、認知症ケアに対する精神科医師オンライン相談サービスをリリース。まずは一部地域の特別養護老人ホームからスタートする。

本サービスでは、相談したい利用者の情報を基に、認知症や高齢者医療に強い精神科医がオンラインで日々のケアのアドバイス・環境調整・薬剤調整のアドバイスを行う。施設にて利用者様へのアドバイスを基に実践。経過報告を担当精神科医に再度共有し、再度アドバイスをもらい、実践というサイクルを回していくことで、重度化が進むと負担が重くなっていく認知症の重ケアをサポート。利用者本人、家族、施設職員のQOLの向上を図る。

また、施設内共有用の相談及びアドバイスのレポートも同社看護師にて作成。施設内ナレッジの蓄積、家族との相談、精神科のクリニックや嘱託医との情報連携など幅広い用途で活用できる。問い合わせはこちら