2024年08月20日 16:11

シグニファイは、ユアテックスタジアム仙台の照明リニューアルに伴う照明器具の一新により、省エネを実現。また、照明プラットフォーム「Interact(インタラクト)」を導入し、観客の照明体験やスポーツ中継の放送品質を向上させることに貢献した。

ユアテックスタジアム仙台では、スタジアム内の競技用照明は施工前の324台から200台に大幅削減を行ったほか、LED照明導入による消費電力の低減により、最大約50%の省エネに貢献。また、サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールといった各種競技のトップレベルの照度要件を満たしながら、可能な限り選手に対する眩しさを感じさせないよう設計した。

同社の知見を集約した照明設計を活かし、照明器具の向きに配慮しながら、照明器具数は必要最小限となり、照明のムラをなくすことができた。これにより、観客の照明体験を高めると共にスポーツ中継の放送品質の向上にも貢献した。

さらに、スタジアム内の競技用照明だけでなく、新たにゲートとルーフを照らす演出照明も導入。すべてが連動することで、スタジアムの一体感をもたらすことができた。直感的でシンプルな操作による柔軟な照明制御が可能になったことで、ライトショーなどの照明演出が可能になり、競技以外にもライトショーを交えたイベントが実施できるように。従来の競技場としてだけでなく幅広い層が利用できる施設へと、エンターテイメント機能の強化に寄与した。