2024年08月20日 16:05

Splinkが開発・提供するセルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test(R)」が、トヨタ自動車とトヨタ健保にて採用されることが決定した。
少子高齢化が進む中、労働人口の減少や日常生活におけるストレスの増加は、持続可能な人的資本の課題と深く関連している。現代社会では、ストレス、睡眠不足、乱れた食生活が働き盛りの世代の心と脳のコンディションに悪影響を及ぼすことが懸念されている。早期にブレインヘルスケアに取り組むことは、将来の認知機能低下や認知症の予防に寄与し、長期的な健康と生産性の維持に重要。
CQ test(R)(Cognition Quotient test)は、健常な人が受けられるセルフチェック型認知機能測定ツール。脳の状態を健常なときから把握することができ、認知機能を総合的に分析することで、認知機能の面からも気づきを得ることが可能。iPadを用いたテストは10分程度で完了、結果表示までiPadで完結できる。解析データの保存・蓄積により、経年変化を可視化することで、より深い気づきを個々人に提供する。
CQ test(R)は、トヨタ自動車とトヨタ健保共同事業の健康支援センターウェルポにておこなう4年に一度受ける特別な健診である「節目健診」で、ブレインヘルスケアの意識啓発として採用。対象者は7万人規模となる。人的資本経営・健康経営を脳の健康から支える「ブレインウェルビーイング」を提供し、人生100年時代における持続可能な「新しい働く」の実現を目指す。