2024年08月16日 12:51

3bitterは、8月1日、現金券売機と同様に食券などの券を印刷できるキャッシュレス券売機「ISSUE PANDA」の提供を開始した。

感染症の拡大等の影響で、飲食店をはじめとした店舗でもキャッシュレス決済の利用需要が高まっており、QR決済などに対応する店舗が増えている。しかし、実際には下記のような課題があり導入に際して負担になっている。「食券券売機を利用して運営している飲食店では、決済後に顧客に直接注文内容を確認し、紙にメモ書きして食券とするなど、複雑なオペレーションが発生する場合が多い」、「顧客側もQR決済サービスを利用する際には、QRコードを読み取り、金額を入力するという手間が発生。その際に合計金額を自ら計算する必要があり、誤った決済が発生しやすい」、「訪日外国人客への接客対応、メニューの外国語対応などが難しい」。

そこで、3bitterでは飲食店等における課題解決のため、ネット決済型のチケット販売サービス「ISSUE PANDA」を開発。「ISSUE PANDA」では、Web上に公開されたお店メニューから顧客が注文を選択、スマホ上で決済が可能だ。決済後表示されるQRコードを店頭設置のリーダーに読み込ませることで現金券売機と同様の食券が印刷される。そのため、食券で運用する店舗のオペレーションを変えずにキャッシュレス決済を導入できる。ISSUE PANDAの登場で券売機等を活用している店舗でも、低コストで現在の現金券売機を買い替えずに併用しながらキャッシュレス決済を導入することが可能になった。

ISSUE PANDAについて