2024年08月07日 19:19

大阪芸術大学はTOPPANとの産学連携プロジェクトとして、9月に梅田にオープンするPLAT UMEKITAの、オープニング企画展のワークショップにおける企画制作や体験設計に参画した。

企画展「アップサイクル・アニマルズ」は、PLAT UMEKITAが定期的に開催する「あたらしい価値観を楽しい体験に変換する=エシカルテインメント」自主企画展の第一弾。ダンボール、木材、日用品などの廃材を活用して制作された動物彫刻、楽器類やコンポスター(堆肥製造機)を組み合わせ、動物園に見立てた体験型インスタレーションと、期間中に開催されるさまざまなワークショップで構成される。

今回のプロジェクトは、デザイン学科3年生の授業である「デザインプロジェクト」と学年を縦断した形で進める授業「ハイパープロジェクト」でそれぞれ実施。学生たちがワークショップに関連した企画や体験を設計した。9月6日より約3週間、PLAT UMEKITA にて「コンポストで作った土を持ち帰る、エシカルテインメントな体験」と「Z世代向けのエシカルテインメントなワークショップに沿ってデザインされたワークショップ」を開催する。

ひとりひとりの人間のクリエイティブなアイデアやほんの小さなアクションが、モノに新たな価値を与えていく。そしてそれが動物の住む環境や世界全体の資源循環に大きく影響することを、おとなもこどもも遊びながら実感できる企画となっている。