2024年08月07日 12:17

リーガルテック傘下のTokkyo.Aiが提供する「プライベート特許検索」が、研究者向けAI特許検索機能をアップデートした。
研究者は新しい発明を考案する際、既存の特許情報を参照しなければならず、手動での特許調査は膨大な時間と労力を要する。特許文献は様々な表現で記載されることがあり、キーワードを入力する方式の従来の特許検索では、類似特許の見逃しが発生する可能性がある。
Tokkyo.AiのAI特許検索ツール「プライベート特許検索」は、文章で特許検索を行うことができるAIツールで、ユーザーは「検索キーワードの選定作業」から解放される。AIが自動で関連特許を検索し、リストを提供するため、従来の手動調査に比べて大幅な時間短縮を実現。調査時間の短縮により、研究開発コストの削減が期待できる。
またこのツールの最大の特徴は特許生成AIを搭載している点にある。特許生成AIは、発明の概要を入力するだけで、特許文案を自動的に生成。これにより、発明のイメージを知財部門に共有する際にコミュニケーションギャップを埋めるためのテキスト生成をサポートし、新しいアイデアの素早い権利化を支援する。また、AIとの対話を通じて、生成された特許文案をさらに改善することができ、アイデアを具体的で実現可能な特許に昇華させることができる。月額1万5000円から導入でき、2週間の無償トライアルも可能。製品ページはこちら。