2024年08月06日 15:53

くらげれんごうは、海洋マイクロプラスチック専用ビーチクリーン用具「くらげ5号S」をオンラインショップ(BASE)にて7月7日より販売開始した。
一般社団法人くらげれんごうは、100年後の未来の海をプラスチックのない100年前の綺麗な海に戻すために、誰もが普段の生活の中で、明るく・楽しく・ハードル低く「じぶんごと」として海ごみ問題に取り組める社会づくりとプラットフォームづくりを目指し、活動している。
千葉県船橋市と日本大学生産工学部による砂浜調査では、ビーチに眠るマイクロプラスチックの量は1平方メートルあたり最大で8万個見つかったという報告がある。しかし、直径1センチのごみでも1つ1つ摘んでいくのはなかなか骨の折れる作業。通常ビーチクリーナーの間でよく使われているのが、園芸などで使われるステンレスフルイだが、潮風や海水にさらされたフルイは劣化が激しく、重ねて保管するとサビついて取れなくなる、強風に煽られて折角回収した発泡スチロールが飛ぶなど、どことない不便さを感じていた。
「くらげ5号S」は、WEBメディアで話題となった前身モデル「くらげ5号」からステンレス製へと生まれ変わり、子どもも使える安全性とかさばらない利便性はそのままに、より錆びにくく軽量になった。ビーチでのマイクロプラスチック回収を通常のフルイよりも約5倍効率的に行える、サステナブルな製品だ。なお商品の売上は、海を守る活動費として使用する。