2024年08月02日 19:01

日本野菜ソムリエ協会は、8月1日、「第3回 全国えだまめ選手権」を開催した。

全国青果物選手権は、野菜・果物のプロである「野菜ソムリエ」が最もおいしい野菜・果物を選ぶ品評会。価値あるおいしい青果物を評価し、広く世の中に発信することで、生産者を応援し、日本の農業の活性化に寄与することを目的としている。受賞することで、認知度が上がり販路拡大や売上UP売上につながる。評価員である野菜ソムリエからのフィードバックが届き、今後の開発などに生かすことができる。

「第3回 全国えだまめ選手権」では、全国各地の産地から届いた26品のえだまめの中から、評価員である野菜ソムリエが商品名や産地、生産者情報などをすべて伏せて食味。そのおいしさを審査し、評価員全員の合計点数によって各賞を決定した。審査の結果、最高金賞は「つまりちゃまめ」(柳農産、新潟県津南町)となった。第1回全国えだまめ選手権でも最高金賞を受賞しており、2回目の受賞となる。

評価員のコメントは、「強い甘みと爽やかな後味で、また食べたくなる味」「後味までじわっと残る甘さとうまみ。ホクホクした食感も特徴的」「緑色が濃く、豆の粒が大きめ。噛み応えがあり甘みとうまみが強い」。生産者のこだわりポイントは「苗場高原のふもとに位置する新潟県十日町市・津南町。日本有数の豪雪地で育った茶豆は、とうもろこしを思わせる、甘さが特徴。ゆでる際の香りも楽しめる」。なお、次回の全国青果物選手権は「第3回 全国梨選手権」を予定している。

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