2024年08月01日 12:58

国連広報センターは、メディアと共同で展開している気候キャンペーン「1.5℃の約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」の一環で、SNSムーブメント「何もしないともっと暑くなる」を開始する。
これ以上の地球の平均気温の上昇を止めるためには、その原因となる気候変動を食い止めることが必要であり、政府や企業、自治体の取り組みに加えて、市民の機運を醸成し、一人ひとりの行動につなげていくことが欠かせない。危機意識はあるものの具体的に何をすればよいかわからない、という声もよく聞かれるが、そうして気候変動への対策を取り続けないと気温上昇が一層進むことは、明らかとなっている。
国連広報センターと今年で3年目となる「1.5℃の約束」キャンペーンの参加メディア・団体は、メディアによる報道や企画に加えて、国連が推奨する「個人でできる10の行動」を中心に個人に気候行動を呼びかける、SNSムーブメントを開始。8月1日〜9月30日までの2カ月間、国連広報センターとこれらのメディア・団体は、#1.5℃の約束 #何もしないともっと暑くなる #10の行動 の3つのハッシュタグをつけて、それぞれのSNSアカウントから「野菜をもっと多く食べる」「環境に配慮した製品を選ぶ」「声を上げる」といった気候行動を紹介する。そして、個人に対してもこれらのハッシュタグを使って、「個人でできる10の行動」のうち、すでにとっている行動やこの機会に始めた行動をシェアすることを呼びかける。そうして、行動を実践していることを共有し合う好循環を生み出すことを目指す。