2024年07月31日 12:57

教育支援グローバル基金は、8月より能登半島地震で被害を受けた若者を支援するためのプロジェクト「北陸リーダーズ・イニシアチブ」を開始する。

1月1日に起きた能登半島地震から8カ月となるこの時期、被災地の様子を報道で知る機会が減り、人々の関心も薄れていくことが懸念されている。「北陸リーダーズ・イニシアチブ」のプロジェクトでは、被災した若者たちが、逆境の中でも希望を失うことなく、大きな夢を抱いて社会に貢献する人材に育つことを目的とし、教育的機会の提供を行う。

プロジェクト1は「輪島高等学校の学生との交流」。8月に実施される人材育成プログラム「サマー・リトリート2024」において、全国から集まる逆境を抱えた若者と、能登の未来について探求学習を行う輪島高等学校2年生の学生たちが交流することを通じて、共に能登半島地震からの復興について考える。

プロジェクト2は「ジャパン未来リーダーズ・サミットへの北陸地域の高校生の参加募集」。能登半島地震を経験し、困難な状況に向き合いながらも、広い視野を持ち国内外で活躍する志を持つ北陸地方の高校生に、ビヨンドトゥモローが10月に開催する「ジャパン未来リーダーズ・サミット」への参加機会を提供する。地震から10カ月後という時期に、北陸地域の学生が被災地からのメッセージを伝えると共に、全国から集まる若者と共に、災害や様々な困難を経験したからこそ、自分に何ができるか、社会で果たすべき役割について考え、最終日に発表する。

教育支援グローバル基金