2024年07月31日 09:05

ワークマンは一番のウリである機能性の表示が「分かりにくい」とか数字の表示だけでは具体的でないとの消費者の声が寄せられている中で、今年の秋冬物から自社PB製品に対して機能格付けを開始する。
その第1弾として耐雨度/防寒度/ストレッチ度/美脚度を3〜5段階で格付けして、機能性製品を選びやすくする。※作業服を扱わないショッピングセンター内のWORKMAN Plus12店を含む。
ワークマンは日本の機能性ウェア市場をリードする立場として、機能性の表示をより分かりやすくする責務があると考えている。消費者が格付けで直感的に機能レベルを理解できるようになると、機能性ウェアの需要がより高まるはず(豪雨と小雨用の耐雨製品を2着購入など)。ワークマンの格付け基準が固まった段階で、格付け基準や測定手法を他社にも公開してワークマン機能格付けを業界標準にすることをめざす。
今年の秋冬物で格付けをする機能は4点(耐雨度/防寒度/ストレッチ度/美脚度)。耐雨度では、小雨、本降り、豪雨に耐えられるか。防寒度では、摂氏5度まで、マイナス5度まで、マイナス15度まで耐えられるか。保温性、発熱性、生地の目付(密度)も考慮する。ストレッチ度では、30~40%(座るとき楽)まで、40~50%まで(屈伸が楽)、50%以上(激しいダンスOK)。方向性(縦、横、2方向)、キックバック率も考慮する。美脚度では、体型に依存せずに「体型をカバーしてキレイなバランスで見られる」レベルで格付けする。