2024年07月29日 10:06

NPO法人埼玉ハンノウ大学は、7月29日より、はんのう森林プラットフォーム「はんのう森林みらい塾2024」申込受付を開始する。
関東平野南西部に位置し、市域の75%を森林が占める埼玉県飯能市は、「江戸(東京)の西の川からくる木材」としてその名が付いたといわれる「西川材」を地域の名産品として、古くより発展してきた。しかし、次世代の担い手不足などの問題から、地域の森林整備や林業技術の継承に大きな課題を抱えている。
埼玉ハンノウ大学は、飯能市と協働で地域資源である森と関わる人の創出を目指した、情報プラットフォーム「はんのう森林プラットフォーム」を2023年に立ち上げた。そのなかで持続可能な森林活用を、様々な視点で生み出すことを目的とした「はんのう森林みらい塾」を開校。今回、第2期生となる塾生を広く募集する。
2024年度は、9月~11月の週末2日間×3セッションの延べ6日間の日程で、2つのコースを開講。西川林業や周辺産業に関わる地元企業・団体・個人の協力を得て、講義およびフィールドワーク、参加者同士の交流を通じて、森林と関わる働き方や新規事業の可能性を模索する「森林を体験する」コース(初心者向け)と、参加者自身の将来構想や目標を現実に繋げるための「森林で起業する」コース(経験者向け)の2種類だ。
参加費は、一般:1万8000円、学生:1万2000円(すべて税込)。応募期間は7月29日〜8月25日。講座開催日は、9月21日・22日、10月12日・13日、11月23日・24日の計6日間。