2024年07月29日 10:04

認定NPO法人エッジは、「読み書き困難指導・支援講座」第8期を8月1日に開講する。
ディスレクシアは学習障害のひとつで読み書きが正確にすらすらとできない症状をいう。エッジはディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立された。ディスレクシアの人がいきいき暮らせる社会にするために、正しい情報の啓発活動、支援者養成、当事者ネットワークづくりを軸に活動している。
読み書き困難を抱える児童は40人学級に3人程度いる。4月1日障害者差別解消法改正で事業者による障害者への合理的配慮の提供は義務化され、学習障害(LD)や読み書きの困難さに応じた学習方法の調整は、診断の有無にかかわらず、どの学校でも進めるのが当たり前になった。読み書きの困難さは、一人ひとりに合った教材や指導の工夫、代替手段によって補うことができる。「読み書き困難指導・支援講座」では、読み書きが困難とはどういうことか、指導・支援にあたっての心がまえ、困っている児童生徒への気づき、アセスメント、ICTの使用、英語の指導・支援など、すぐに現場にいかせる学習支援方法・実践例を学べる。
受講料は1万8000円(学生割引あり)。受講期間は8月1日~11月30日。申込〆切は11月5日0時。形式はeラーニング(視聴時間:約9時間)。