2024年07月26日 19:00

ゴールドウインと竹富町(沖縄県八重山郡)は、地域社会の活性化を目的とした包括連携協定締結式を7月26日に行った。
ゴールドウインは、モノづくり、コトづくり、環境づくりの3つを軸に、スポーツやアウトドアの領域を中心に人々の新たな挑戦を支え、その可能性をひらいていくライフスタイルクリエイティブカンパニーだ。
今回の締結式は、竹富町役場で行われ、竹富町の前泊正人町長とゴールドウイン取締役専務執行役員の森光さんが登壇した。この包括連携協定の締結により、相互の知見や資源を有効活用し、地域社会の活性化を図る。とりわけ、竹富町の恵まれた自然環境と固有の伝統文化を保全することにより、西表石垣国立公園の魅力や価値の向上につながる活動を推進し、普遍的価値を持つ持続可能な観光地にとどまらず、責任ある観光の体現を目指す。また、子どもたちが自然と触れ合う機会を創出し、体験を通じて竹富町の自然や文化を学ぶことができる環境の充実を目指し、相互に連携する。
協定書は、ガンピという木の皮を原料とした和紙を使用して作った。西表小中学校ではガンピの種を植え、苗木まで育ったら畑に植え替え、8~9年かけて木を育てている。小学1年次に種を植え、9年後の中学3年次に大きく育ったその木の皮を漉いて和紙を作り、自分たちの卒業証書の用紙として使用している。自然を通じた体験学習の1つで、45年以上続いている取り組みだ。今回はその和紙を特別に使用させてもらい、協定書を作成した。