2024年07月23日 19:33

産業経済新聞社は、画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~90)の名品を集めた巡回展「大ゴッホ展」を、東京都台東区の上野の森美術館を東京会場として開催する。世界屈指のファン・ゴッホコレクションを誇るオランダのクレラー=ミュラー美術館所蔵の名品を2期に分けて公開する。
本展は神戸を皮切りに福島、東京を2期に分けて巡回。神戸では阪神・淡路大震災から30年、福島では東日本大震災から15年の節目の年に取り組む事業として企画された。
第1期の目玉は、約20年ぶりに日本で公開となる「夜のカフェテラス」。他にも「自画像」をはじめとする初期のオランダ時代から数多の傑作を生みだしたアルル時代までのファン・ゴッホ作品約60点や、同館が所蔵するクロード・モネ、オーギュスト・ルノワールら同時代の印象派巨匠の名作を展示する。
「大ゴッホ展」東京会場は、第1期が2026年5月29日~8月12日。第2期が2027年10月~2028年1月頃(確定後に公表)。会場は上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)。
ほか、第1期は神戸会場(神戸市立博物館)にて2025年9月20日~2026年2月1日。福島会場(福島県立美術館)にて2026年2月21日~5月10日。第2期は神戸会場(神戸市立博物館)にて2027年2月~5月頃(開催確定後に公表)。福島会場(福島県立美術館)にて2027年6月19日~9月26日。