LONGi Solar Technology(LONGi）と九電テクノは、建築物と調和する次世代の太陽光パネル（太陽電池モジュール）「オールブラック」の本格販売を開始した。

オールブラックパネルは、LONGiの高品質な太陽電池技術と、建築物との調和を重視したデザイン性を兼ね備えた製品。美しい景観の維持と再生可能エネルギーの活用を両立する次世代の太陽光パネルとなっている。

LONGiの製品開発チームは約２年に渡り、世界中の何千人ものエンドユーザーに対してニーズを深く探る調査を行ってきた。その結果、変換効率と安全性、そして、外観の美しさを兼ね備えた製品を必要としているという結論に達し、開発された製品シリーズが「Hi-MO X6」。さらにその中のフラッグシップモデルが、この「オールブラック」となる。

主な特徴は美しいデザイン。配線をなくしたセルデザインが屋根や壁面に自然と溶け込み、美観を損なわずに再生可能エネルギーを活用できる。また、セル表面の配線を無くし、均一な黒色を実現。太陽光の取り込みを最大化し、曇りの日でも高い発電量を維持する。さらに配線が裏面で一直線となるため、セル端部への応力が50%減少し長期信頼性が向上。災害時にも太陽光発電と蓄電池で安定した電力供給が可能となる。

一貫した黒色のデザインは他の建築要素と調和し、建物全体の美観と設計の可能性を高めることが可能。美観性と高品質を追求するZEH・ZEBメーカーにとって、理想的な選択肢となる。