2024年07月18日 19:00
ラキールは、ビジネスインテリジェンスツール「LaKeel BI」において、生成AIを活用し、対話型でインサイト（洞察・考察）をスピーディーに把握できる機能「LaKeel BI concierge（コンシェルジュ）」の提供を開始する。
「LaKeel BI」は、複数データをグラフ等で可視化し、経営の意思決定を支援するツール。今回の新機能は生成AIを活用し、グラフに加えてテキストでインサイトを表示することや、利用ユーザーが送った質問に対し対話型でインサイトを得ることができる。これにより、データ分析に不慣れな社員でも本質を見通すことや問題点を見抜くことが容易になり、迅速に行動に移すことができる。
例えば、A店とB店の商品在庫推移をグラフで可視化。グラフを見ながら、「A店の在庫は月末まで足りますか？」とチャットで質問ができる。対話型で「A店は28日には不足する見込みであり、B店の在庫は余剰になるため、B店からA店へ在庫を移動すれば販売ロスを防ぐことができます」という回答が表示される。インサイトは、メールやチャットツールに送ることもでき、確認漏れを防ぐ。また「LaKeel BI」はパソコン画面で確認するだけでなく、帳票として印刷出力することが可能。各種レポートにインサイトを加えることができ、レポート作成における作業時間が大幅に削減できる。
