2024年07月17日 19:42

福島県南相馬市では「こどもLetter」を開始。こどもたちの意見や考えをオンラインで募集し、こどもたちの意見や考えを大切に受け止め、こども施策に活かすための取り組みを行う。

「こどもLetter」は、こどもたちが毎日の生活の中で感じている「市がもっとこうなったら良いな」という意見や考えを広く聴き、こども施策への反映を目指したもの。主な対象は、市内に居住する又は通学・通勤している小学4年生から18歳のこどもたち。意見聴取は、「こどもLetter」のページを市の公式ホームページに設置し、オンライン(申請フォーム)でこどもたちの意見や考えを募集。また、小中学校で使用しているGIGA端末の画面にホームページのリンクを張り、そこからもアクセスすることができる。

寄せられた意見については、一つ一つ大切に受け止め、適切な対応ができるよう関係部署とも共有。直接的に回答をすることはできないが、市の対応や考えた結果について、市の公式ホームページを通じてこどもたちへフィードバックする。

同市では、令和4年4月に「南相馬市こども・子育て応援条例」を制定。こどもたちが意見を表明する機会や多様な社会的活動に参加できるようにすること、意見が尊重されることなどを定めている。「こどもLetter」を通じて、こどもたちがどのように自分たちの地域を見ているのかを直接知り、新たな地域の可能性を見つけ出す機会にもつながる取り組みになることを期待する。詳しくはこちら