2024年07月12日 15:34

ミラボと教育ネットは、共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用し、日本全国の小中学生のタイピングスキルアップを図ることを目的に4月から開始した「〈全国実証〉タッチタイピングプロジェクト」の参加者が目標の100万人に到達した。

「らっこたん」は、情報活用能力を身につけることができるクラウド型デジタル教材。AIを活用して、タイピングや情報活用に伴う基本的な知識を効率的に習得することができる。本プロジェクトは「らっこたん」を、100万人まで無期限無償で利用できる実証プロジェクト。募集開始と同時に大きな反響があり、その結果、131自治体、2184校の申し込みがあり、ユーザー数100万人を達成した。

タイピングスキルを向上させるためにはホームポジションを意識し、タッチタイピングを習得することが重要だ。「らっこたん」はタイピング練習機能にAIを搭載し、個別最適化されたシステムになっており、子どもたちが効率的にタイピングスキルを習得することが可能になっている。また、先生方は児童生徒の学習状況を、「個人」、「学級」、「学年」、「学校全体」で確認することができ、指導に役立てることができ、教育委員会の人はタイピング技能の習得度合を「地域全体」、「学校別」、「学年別」に確認することができる。

「〈全国実証〉タッチタイピングプロジェクト」は100万人の定員に達したため申込みを締め切ったが、「らっこたん」を申込みから1年間無償で利用できる2024年度無料実証自治体を募集中だ。

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