2024年07月02日 09:02

アミノは、寿司職人の負担軽減を目的とした機能性ウェアの着用実験を7月から開始。日本を代表する食文化の代名詞「寿司」文化の職人の健康サポートに機能性ウェアが有効か検証する。
2013年に「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録された。今年3月に日本政府観光局が実施した調査によると、日本を訪れる外国人観光客はコロナ禍前を上回って308万人に上り、過去最多になった。また、農林中央金庫が訪日観光客に対して行ったアンケートでも「滞在時に食べた日本の料理」という質問に、約7割の人が「寿司」と回答するほど人気がある。
観光客に人気の寿司業界だが、一方で職人不足が深刻化している。さらに、人手不足の影響から職人の長時間労働や立ちっぱなしの体勢からくる従業員の健康問題も課題となっている。
こうした中、東北を中心に全国で31店舗の寿司事業を展開するアミノでは、従業員が働きやすい環境づくりに力を入れており、今回は従業員の労働負担軽減を目的に、同じく宮城県仙台市に本社を置くアパレル企業のりらいぶと協業し、機能性ウェアを着用した健康サポート実験を開始することとなった。7月から11月にかけて機能性ウェアを着用する前と後でどのように効果的であったか、整骨院の通院回数が減ったかなどの項目で検証を行う。
今回実験で着用する機能性ウェアは、りらいぶが販売する「リライブウェア」で、着用すると血行が促進されるというものとなる。