2024年06月28日 15:56

ブリッジフォースマイルは、神奈川・東京・熊本・佐賀に続いて、北海道でケアリーバーや親を頼れずに育った若者のための居場所を6月20日にオープンした。
「B4S PORTさっぽろ」は、児童養護施設等で生活をする中高生や、ケアリーバー(児童養護施設や里親などの社会的養護のケアから離れた子ども・若者)など、親を頼れずに育った若者たちが、身近な理解者との繋がりをつくる場所。同じような境遇の仲間たちとおしゃべりやゲームをして過ごしたり、夕ご飯を一緒に作って食べたりできる。その他、生活に必要な情報の収集、寄付品の受取りや、個別相談もできる。利用料金は無料(食事は1回300円)。常設の居場所事業としては、横浜・佐賀・熊本・下北沢・浅草橋(秋葉原)につづく、6つ目の開所となる。
4月に施行された改正児童福祉法に伴い、これまで児童養護施設等に入所などの社会的養護出身者だけだった支援対象者の枠組みが広がり、親を頼れず困っている若者全般が対象となった。これを受けて、ブリッジフォースマイルでは、虐待やDV、または貧困等で、住むところに困った若者を支援するための緊急ショートステイを、この春に急ピッチで整えた。
また同時に、社会的養護に繋がらず、今まで支援を受けてこれなかった若者たちでも活用できる「支援・相談窓口」を開設。支援の枠、支援メニューを拡大すべく、現在クラウドファンディングを行っている。詳しくはこちら。