2024年06月27日 16:14

日本出版販売(日販)は、日と々と社が運営する異国情緒体感型書店「異国のトビラ」をプロデュースした。「異国のトビラ」は、神戸北野エリアの1つである旧門兆鴻邸に6月30日にオープンする、フォトスポットや休憩所を備えた書店。遠方から神戸北野エリアを訪れる観光客はもちろん、近隣住民にも楽しんでもらえる空間を展開する。
日販は、書店が減少しているなかで、人と本とのタッチポイントをつくることを目的に、異業種との共創に取り組んでいる。このたび、ベーカリーカフェの「パンとエスプレッソと」を運営する「日と々と」と連携し、神戸北野エリアに出店する書店「異国のトビラ」のプロデュースに至った。
神戸北野異人館の1つである旧門兆鴻邸の2F部分に位置する「異国のトビラ」。同店のコンセプト「異国情緒体感型書店」を体現するロゴやコピー、異人館の扉を再活用したオブジェ、異国情緒を感じられる本や雑貨のセレクト、内装のデザインなどが特徴。日販は、ブックディレクションや選書などの本に関わる部分をはじめ、2F部分の事業設計からコンセプトおよびネーミングの策定、運営サポートに至るまで、トータルでプロデュースした。
「異国のトビラ」は、1Fに同時オープンするベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと異人館」のテイクアウト商品の持ち込みも可能。観光客の休憩スペースとしての空間も提供する。また、来館記念のノベルティとして、鍵のしおり(全5種類)をプレゼントする。