2024年06月27日 12:49

カツデンは、約3年ぶりの階段新製品として、箱段板階段「Gradea(グラディア)」を6月27日より販売開始する。
かつて木製の階段が当たり前だった時代、普通のスチール階段を設置すれば豪華な邸宅に感じられていた。同社は、そこに「規格化したスチール階段」を開発し、オーダーメイドで作れば200万円を超えるスチール階段を半分の価格で販売してきた。ところが、近年はスチール階段がコモディティ化したことで、さらなるラグジュアリーさを演出する階段が求められてきている。
そのようなニーズに合わせてでリリースするのが「Gradea」だ。「Gradea」の特徴は、圧倒的な存在感を放つ段板。ここ3年で、ラグジュアリーさを求めて段板を強調したデザインを要望されることが増えており、特注ゆえに400万円を超えるにもかかわらず数十件の依頼が舞い込んでいた。今回、規格商品化したことでコストメリットを出せたことに加え、安定品質で提供できるようになったことで、より多くの顧客の要望に応えることができるようになった。
「Gradea」が要望される理由は、大空間においても見劣りしないダイナミックな階段であること。家具のような美しい仕上げと段板が浮いているかのようなフロートデザイン。他の階段にはない、新しさと存在感を感じさせること。思わず人を招きたくなるような、他に類を見ない新しい階段として、「Gradea」は1つの選択肢となり得る。
参考設計価格は(ストレート・14 段上がりきり・横桟片手すりの場合)305万6000円(消費税や諸経費は別途発生)。