2024年06月26日 15:24

山と溪谷社は、登山情報サイト「山と溪谷オンライン」にて、特集コンテンツ「初めて登る富士山」を6月18日にリリースした。
富士山は、特別な登山技術がなくても登れることから、夏の登山シーズンには多くの登山者を集めてきた。一方、コロナ禍を経て外国人を含む登山者が再び増加する中、オーバーユースやマナーの問題、遭難・トラブルの多発など、富士山は多くの課題に直面している。これらの解決に向けて行政による取り組みも始まっているが、登山者一人ひとりが登山前の準備を入念に行うことで解決できる問題が多いのも富士登山の特徴だ。
「山と溪谷オンライン」では、7月の開山に向けて特集コンテンツ「初めて登る富士山」を公開し、富士登山の基礎知識や最新情報などを提供している。主な想定読者は、日頃は登山をしない人や初めて富士山に登る人、来日外国人だが、2024年の富士登山シーズンは、登山者数の上限設定や通行予約、通行料、協力金制度などの取り組みも始まっており、これらの最新情報を盛り込んだ特集はリピーターにとっても有用なものとなっている。
山と溪谷社は、毎年刊行してきた(コロナ禍などの時期を除く)ムック「富士山ブック」の編集において、毎年緻密なルート取材を行っており、正確なルート情報や的確なノウハウなどが、ウェブの「初めて登る富士山」にも生かされている。コンテンツでは、必要なウェアや道具、アクセスや山小屋の情報、登山のプランの作り方、登山の際の歩き方など、富士登山に必要な情報を網羅している。