2024年06月21日 16:02

江戸切子協同組合は、江東区大島に開設している「江戸切子ショールーム」にて、特別制作品とセール品販売&抽選企画を開催する。
同組合は、江東区大島に伝統工芸江戸切子の公式販売店舗として、「江戸切子ショールーム」を昨年6月に開設した。都営新宿線西大島駅A2出口から徒歩3分。日本の伝統工芸士認定された職人作品の他、組合協同製品や各工房製品の委託等、江戸切子約400点が取り揃う唯一の場所となっている。
このたび、「江戸切子の日」である来たる7月5日より、有志職人による特別制作品とセールの販売、また5500円(税込)以上購入した人が参加できる抽選会を開催することを決定した。江戸切子の代表的な文様の1つに、魚の卵をモチーフにした魚子(ななこ)というものがあり、これは7と5と読む語呂合わせ。職人の技量を試される難しい文様である魚子(ななこ)。職人技の思いと江戸切子を多くの人に知ってもらうことを目的として制定された。
江戸切子は、その始まりと考えられている年から今年190年を迎える。職人たちは現在、新型コロナウイルス感染症やウクライナ戦争による原材料高騰や市場の変化、また作品の盗用、偽装品・模造品対策の課題にも向き合っている。存在を知り、使って親しんでもらう事が、次の未来へ繋がっていく道であると考え、引き続きショールームをはじめ、江戸切子の認知・普及に取り組んでいく。詳しくはこちら。