2024年06月18日 20:30

SBI証券は、6月17日より、口座開設時に、マイナンバーカードをスマートフォンで読み取ることで、本人確認が完了できる公的個人認証サービスを導入した。
公的個人認証サービスは、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用し、他人によるなりすましやデータの改ざんといった不正を防止することで、オンラインで安全に本人確認を行うサービスとなる。
これまでSBI証券の口座開設時には本人確認書類(マイナンバーカード等)のデータアップロードやスマートフォンカメラでの撮影が必要だったが、公的個人認証サービスを導入することで、NFC搭載のスマートフォンでマイナンバーカードを読み取ることにより、本人確認書類や顔写真をその場で撮影することなく本人確認を完了することが可能となる。
さらに、口座開設申込時に入力した氏名や住所等がマイナンバーカードの登録情報と異なる場合、事前に不備の判別が可能となる。マイナンバーカードやNFC搭載のスマートフォンを持っていない人については、これまでの「マイナンバーカードをその場で撮影」「既に保存済みの書類(画像)で提出」での本人確認方法も引き続き利用できる。
このたびの公的個人認証サービスの導入で、本人確認書類や顔写真の撮影を行わずに安全かつスムーズな口座開設が可能となる。SBI証券は、今後も「顧客中心主義」の経営理念のもと、最先端のテクノロジーを積極的に活用して顧客の利便性向上に取り組んでいく。