2024年06月18日 10:03

クラッソーネは、大阪府和泉市と「空家等の除却促進に係る連携協定」を締結した。

和泉市では2019年に空家等対策計画を策定し、大阪府宅地建物取引業協会泉州支部や大阪府建築士事務所協会と連携した無料空き家相談会、不動産会社では断られるような老朽空き家を中心とした見守りサポート付きの空家バンク制度、老朽危険空家等除却補助金制度を3本柱とし、空き家の解消に努めている。クラッソーネは、解体工事領域で、全国2000社以上の専門工事会社と施主をマッチングするサービス「クラッソーネ」を運営しており、これまでに累計14万件以上の利用者実績がある。

今回、和泉市や同社のそれぞれが持つ資源や特長を活かしながら、管理不全な状態にある空き家の除却促進に向けて連携協力を図り、空き家の適正な管理の推進に寄与することを目的として、協定の締結に至った。取り組みを通じて、空き家の課題を解決するとともに、同社運営の「すまいの終活ナビ」「空き家レポート作成代行サービス」をはじめとしたIT技術やデータを活用して、住民サービスの向上や業務効率化など、自治体DXの推進に寄与する。「空き家レポート作成代行サービス」では、対象の空き家の構造や土地面積等の情報をもとに、空き家を放置した際にかかる想定コストや、空き家処分の際の解体費用、土地売却査定価格をまとめたレポートを発行することができる。全国で初めて「空き家レポート作成代行サービス」を導入し、和泉市の空き家除却を推進することで、安全安心なまちづくりを目指す。

クラッソーネ