2024年06月17日 09:50

講談社は、6月17日、遊びながら時計の読み方が学べる「ミッキーの たのしい とけいえほん」を発売する。
人にとって時間は生活の基本。しかし時計がまだ読めない子どもは、どの時間に何をするのかわからないまま生活している。楽しく遊んでいるときに「もう帰るよ」と言われても、なかなか気持ちを切り替えられないのも当然だ。時計の読み方を知ることは、時の流れを知ること。あとどれくらい遊べるのか、つぎに何が待っているのか、見通しを持って過ごせるきっかけになる。今回発売される「ミッキーの たのしい とけいえほん」は、遊びながら時計の読み方に親しめる。物語の時間経過にあわせて時計の針を自分で動かす内容で、数字や時計に興味を持ち始めた時期にぴったりだ。
前半は、お話を楽しみながら1時間単位の時計の読み方を学べる。ミッキーやミニー、甥っ子のモーティとフェルディの1日の過ごし方をなぞるようにして、朝から夜までの時計の針を進めていく。本書では、短針と長針をそれぞれ指で動かして遊べるので、デジタル時計と違って、時間の流れを視覚的に理解するのに役立つ。後半の「ミッキーたちとチャレンジ!」のページでは、「5ふん」「10ぷん」など「分」の概念にも触れられる。「5ふんで てを あらえるかな?」「15ふんで おかたづけ できるかな?」など、実生活にリンクした内容。ゲーム感覚で参加できて、時間を意識しながら身支度したくなる工夫が満載だ。
価格は1650円(税込)。発売日は6月17日(予定)。