2024年06月14日 19:32

祐紀会は、6月13日14時より、家でも学校でもない子どもの新しい居場所である、子ども第三の居場所「みらい」の開所式を開催した。なお、子ども第三の居場所「みらい」は、日本財団「子ども第三の居場所」事業において宮城県仙台市として初の拠点となる。

同法人は、設立当初より「障害者だからここまで 障害者でもここまで」をスローガンに障害者支援に取組んできた。「障害があっても 障害がなくても」をもう一つのスローガンに掲げ、障害児(重症心身障害児・医療的ケア児)へのよりよい支援を目指し、若林区に拠点を移転。その後、2022年より子ども食堂を開催し、食育と家庭でのサポートのきっかけに繋げられるよう、調理体験をおこない、地域の交流の場として開放してきた。

日本財団の「子ども第三の居場所」の理念である、「子どもたちの生き抜く力を育む」「地域みんなで子育て」に共感。同法人のこれまでの経験や知識を活用し地域の子どもたちのために何かできることができないかと「子ども第三の居場所」事業に申請し、この度採択された。

子ども第三の居場所「みらい」では、教育機関や地域との連携を図り、子どもたちが安心安全に過ごせる居場所を目指す。勉強や宿題等の学習支援だけでなく、子どもたちから発信される「やりたい!「楽しい」といった主体性を尊重し、全力でサポーする。6月18日より本格的にオープンし、今後は、常勤職員1名、非常勤1名、ボランティア2名で運営、平日13時~19時に開所する。詳しくはこちら