2024年06月13日 12:47

逆旅出版は、6月13日に出版事業プロデュースを開始し、第1社目として北海道を本気で盛り上げる北海道経済コミュニティ・えぞ財団と共に、出版社「EZOBOOKS」を立ち上げた。

逆旅出版は2022年に創業し、宿を意味する古語である「逆旅(げきりょ)」という社名の通り、旅人にとっての宿のような、人生の休憩場所や分岐点となる書籍を提供することを目指している。「EZOBOOKS」はえぞ財団と共通の合言葉「こんなもんじゃない、北海道を創る」を胸に、北海道の魅力、歴史、知識を書籍化する出版社。北海道の経済やビジネスに対して、地域密着型の出版社だからこそできる視点で、書籍を制作・刊行していく。

現在は第1冊目となる「札幌解体新書 世界一やさしい札幌の教科書」を、9月上旬刊行予定とし制作している。同書籍は2021年4月〜2022年3月にかけて合計8回も開催された人気トークイベント「札幌解体新書」を元にした。イラストを活用しイベントのわかりやすさを表現しながら、札幌・北海道の150年の歴史を「都市計画・まちづくり」「金融」「産業」「文化・芸術」「行政」という多角的な視点で考察。各テーマに精通する北海道の大学教授やまちあるき専門家の人々の見識もまとめている。

逆旅出版としては、自社の出版マーケティングの知見を基に地域密着型の信頼ある団体と協業することで、日本の文化を「書籍」という形で後世に伝え、沢山の人のふるさとを元気づける出版社となれるよう、今後も経営を続ける方針だ。協業・書籍に関する問い合わせも随時受け付けている。

EZOBOOKS公式サイト