2024年06月12日 15:57

タイミーは、センコーと物流センター実証実験の開始に向け合意した。

タイミーが提供する「タイミー」は、タグライン「はたらくに彩りを。」をテーマに、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングすることで、時間や場所に制約されない自由な働き方を提供するスキマバイトサービスだ。センコーは、顧客が抱える物流課題に一体感を持ちながら解決していく姿勢を信条とし、取り扱う商品の種類、輸送手段、輸送範囲を大きく広げてきた。

今回の実証実験では、6月より印西エリア・浦和エリアにて、スポットワーカー活用を前提とした物流センター運営に着手し、庫内のスポットワーカー比率を高め、働きやすい拠点を検証する。将来的には、人手不足の解決に加えて、物流に興味を持った働き手が、経験やスキルを身につけ、キャリアアップできる仕組みづくりや業界の繁閑に合わせた労働力移動を目指していく。

帝国データバンクの調査では、2023年度「人手不足倒産」は過去最多、特に物流業では顕著となっており、「2024年問題」により今後更なる「人手不足」の深刻化が予想される。内閣では、こうした課題解決の一環として、物流の効率化に向けて若年層や女性などの多様な人材の活用・育成を重点項目と位置付けている。タイミーとセンコーは、双方の専門性を活かして、業務を切り分け・平準化し、学生や主婦・主夫、シニアなどあらゆる層の働き手の経験・スキルに応じた業務を広げていくことが重要と考え、取り組み合意に至った。

タイミー