2024年06月10日 12:54
バイウィルは、三井住友海上火災保険が取扱開始した「森林由来J-クレジット補償保険」を共同開発した。
J-クレジット制度とは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、CO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。発行されたクレジットは他の企業等に売却することでき、購入者はカーボン・オフセット等に活用することができる。
「森林由来J-クレジット補償保険」は、適切な森林管理によるJ-クレジット創出を対象とし、火災や土砂災害等により森林が被害を受けたことでJ-クレジットの創出量が減少した場合に、減少した販売収益を補償するもの。本保険によってリスクに備えることにより、バイウィルは森林由来J-クレジットの創出量・流通量増加を目指す。
バイウィルと三井住友海上は、2023年3月にカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミー実現に向けた包括連携協定を締結した。また、2024年3月には太陽光発電や省エネ設備等を対象とした「J-クレジット補償保険」を共同で開発している。本保険は2件目の共同開発となる。バイウィルは、保険やコンサルティングの提供を通じて脱炭素社会への貢献を目指す三井住友海上と連携し、カーボンニュートラル実現への貢献を目指す。