2024年06月07日 18:55

埼玉県立入間向陽高等学校、入間市、スタジオスポビーが連携し、3年生たちが「地域」をテーマに総合的な探究の時間を開始する。
総合的な探究の時間が、2022年度から全国の小・中・高校で実施されている。入間向陽高校3年生の令和6年度の総合的な探究の時間は「地域探究」。特に、学校が位置する入間市の魅力や地域課題解決に焦点を当て、「SPOBY」をより多くの人々に知ってもらうためのPR戦略や新たな提案を考え、課題解決に取り組む。
「SPOBY」は、徒歩・ランニング・自転車による移動で脱炭素ポイント(移動距離)・ジュエル(歩数)を貯めることにより、市内の協賛店舗の特典交換や抽選に参加することができるアプリ。
5月27日の総合的な探究の時間に、入間向陽高校の柔道場にて、入間市役所とスタジオスポビー社が講演を行った。講演の内容を踏まえ、6月3日の総合的な探究の時間では「SPOBYをもっと多くの人に知ってもらう、使ってもらうためにどのようなことが提案できるか?」という大テーマのもと、調査班を構成し、班ごとに調査テーマを決定。学年全体で約80班の構成となり、「実際にアプリSPOBYを使用し、感想や改善、改良などを提案する」や「流行とは何かを調べ、どのようにSPOBYを流行させるかを考える」などの調査テーマが見られた。
今後は各班の提案に向け調査や情報の収集を行い、10月下旬に中間発表、1月中旬に最終発表を行う予定。