2024年06月06日 20:25

AUTHENTIC JAPANは、6月8日、9日で開催される「第2回奥武蔵ロングトレイルレース」のロング(105K)コースの必携装備品としてココヘリが指定された。

ココヘリは、17万人が利用する山岳遭難捜索サービス。ユーザーは専用の電波を発信する発信機を持つことで、山岳遭難時に発信機と受信機の「直接通信」を用いて位置を特定され、捜索時間を大幅に短縮できる。

ココヘリは今年度、「第2回奥武蔵ロングトレイルレース」をはじめ10を超えるトレイルランニングレースで携行が義務化された。トレイルランニングは、登山よりもスピードが速いため、ランナーがいつの間にかレースコースから外れる可能性が高い。またコースが長距離かつランナーへの負荷も高いため、急な病気や怪我で動けなくなくなり、山岳遭難につながるといった不測の事態も想定される。こうした事態への備えとして、ココヘリの高い機能が評価された。

遭難が発生するような山岳地帯ではスマートフォンの電波が届かないことが珍しくない。だが、「ココヘリ」は携帯電話の通信網に頼らない「直接通信」なので、山岳地帯での迅速な捜索が可能となる。

「奥武蔵ロングトレイルレース」は、今年で2回目の開催となるトレイルランニングレース。種目はロング(105K)コースとショート(35K)コースの2つ。ココヘリは第1回大会で各コースの推奨装備品として指定された。今年度はロングコースで必携装備品、ショートコースで推奨装備品として指定されている。

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