2024年06月03日 12:59

AUTHENTIC JAPANは、街においても使用可能なGPS+直接通信による位置特定サービス「DRS(ダイレクト・レスキュー・システム)」を、6月3日に開始する。
同社が運営する「ココヘリ」は会員に専用の電波を発信する発信機を貸与し、山岳遭難時に受信機を持った民間提携ヘリコプターを始めドローンや民間地上捜索隊を出動させ、発信機と受信機の「直接通信」を用いて登山者の位置を特定することで、捜索時間を大幅に短縮できるサービス。
「DRS」は、17万人が利用する山岳救助サービス「ココヘリ」で培った技術やノウハウを進化させ、街領域におけるあらゆる「探す」ことに特化したサービス。同社がこれまで力を入れてきた山岳遭難における捜索活動にとどまらず、震災などの非常時の家族の居場所、さらには都市部での高齢者の徘徊や子どもの迷子、ペットの行方不明まで探し当てることができるようになる。専用の発信機は、幅と高さが約5センチ、厚さは約1センチの携帯型の小型端末。ココヘリで培ってきた専用電波に加え、GPS、さらにBluetooth通信の3つの電波を出していることで、屋外でも室内でも居所を正確につきとめることができる。発信された電波を受ける探知機は、スマートフォンに専用アプリを入れることで利用が可能だ。
価格は月あたり980円(税込。契約期間1年)。サービス開始日は6月3日。オプションとして民間警備会社による捜索支援サービスを6月より開始。