2024年06月03日 12:54

unerryは、人流ビッグデータによる訪日中の外国人旅行客の「分析・可視化」「広告配信」「効果測定」を可能な「Beacon Bank for インバウンド」の提供を開始する。
同社は、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営する2015年創業のデータカンパニー。同社にも、訪日外国人旅行者に対する調査・マーケティングに対する要望は一層多く寄せられている。「Beacon Bank for インバウンド」の一番の特徴は、20カ国超のユーザーの詳細な人流データを捉えられることにある。これまでのインバウンド人流分析では実現できなかった店や駅、道路単位での来訪把握や、そのデータに基づいた広告配信・効果計測で活用することが可能。この詳細な人流データと多様なメディアとの連携により、独自性のあるインバウンドマーケティングが実現可能だ。
unerryが蓄積するデータは、来日時に利用するスマートフォンアプリ経由の位置情報データで、人の動きを個人を特定することなくID単位で捉える。そのため、国籍別の主要な訪問ルートやエリア別の滞在日数、駅・店舗など施設単位での来訪者に関する人流分析や、来訪者の興味関心分析などが実施可能。また、各種インバウンド向けサービスの情報配信面や訪日外国人利用の多いエリアや施設でのデジタルサイネージ面をネットワークしており、適切な言語やエリアでの広告配信が可能だ。さらに、広告を配信して終わりではなく、配信後の観光地への来訪や店舗来店などを計測できる。