2024年05月29日 15:49

障害者介護施設を運営するビジョナリーは、個人の不安が解消でき、自信をもって就職活動に取り組める環境を提供したいという思いから、「団体面接(マイメン制度)を導入する。

同社は福祉業界の深刻な人材不足という課題に対し様々な施策を展開しているが、その中で最も注目を集めているのが、「マッチョ介護士」と呼ばれる「フィットネス実業団7SEAS」の設置。この施策により全国のマッチョな人々が集結し、人材不足解消のきっかけの一つとなった。その後も話題づくりだけにならないよう、さらなる人材確保を目指し採用戦略に力を入れてきた。

そんな中、従来のような1対1での面接形式や、集団面接のような方法だけではなく、新たに現代の求職者の想いに寄り添った採用を目指し、独自の採用選考制度「団体面接(マイメン制度)を導入することを決定した。「団体面接(マイメン制度)」とは、家族、友人、恋人、同僚など自身の仲間と複数名で行う面接を指す。これまでの個人面接とは異なり、求職者2名以上10名以下での面接が可能で、一斉面接形式で行う。採用の際は参加者全員が採用され、不採用の場合は参加者全員が不採用となる。

個人の不安が解消でき自信をもって就職活動に取り組める環境を提供したいという思いから、新制度導入を決定した。また、面接に落ちることによる自尊心が傷つくことに対しても、団体面接(マイメン制度)により、対処しやすい状況をつくることが可能となる。